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私小説〜しゃがみ込む三十代

1 :賢治:04/08/14 11:20 ID:LpjicC4q
「あんたさ、私に隠してる事があるなら今のうちに言いや−」
通代が妙に嬉しそうな顔で、夜釣りに出掛けようとする私に言い投げた。
「何のこっちゃ・・」
気にもかけずに、部屋を出ようとする私に向かって更に
「あんたは知んかったやろうけどな、昨日まであんたに
               興信所の人間つけとったんでぇ−」
この女はいつもこうだ・・・
意表をつく行動に出ては私の挙動を観察し、そこから何かを
     推し量ろうとするのが結婚以来のこの女の常套手段なのだ。
不覚にもこの時一瞬、黙りそうになったが・・・
「まあとにかく釣りに行くで、帰ってからな」
そう言ってドアを閉めようとする私の背中越しに、通代の
「その報告書が明日届くねん白状すんなら今夜やでぇ、まぁエエわ
                        ほな行ってらっしゃい」
という声が聞こえた。
振り向いて眼が会うと通代は上機嫌で「くっくっく・・」と
        悦にはいるような笑いをしながら私を視線から外した。




2 :195 ◆IyApGKf56Q :04/08/14 11:24 ID:KUSYpZnh
通代は悦に『いる』ような笑みを浮かべながら

スナック『悦』にはいってしまった

そのとき、原爆が落ちたのである。
最終核戦争である。

だが、人類は死滅したわけではなかった・・・




3 :大人の名無しさん:04/08/14 11:27 ID:gFJKAL7p
まだやるの?

4 :賢治:04/08/14 11:56 ID:LpjicC4q
浜名湖のほとりを走らせながら、車の窓からその見慣れた景色を眺めた。
今は眼を閉じても浮かぶこの風景も、二年前に移り住んだ時には
新鮮だった・・・。
東北の山の中で産まれ育った私には、この東海の潮の流れの側で
暮らす事は正に新天地での生活であった。
過ぎ去った時間の何かを精算するとともに、これからの生活に
何かしらの希望を持たせてくれた。
その希望が、さほどの根拠も展望もないものである事は問題では
なく、ただただ煩わしかった現実を、ほんの一時でも過去のものと
思わせてくれるだけで良かった。
見慣れる程に新鮮さは失いつつも、見慣れるが故にもたらしてくれる
安らぎに満ちた風景を窓の外に眺めつつ・・
ふと、通代とのここまでの生活の中で果たして私達夫婦の間には、どれ
だけの信頼が育ったのだろうと思うのだった。


5 :賢治:04/08/14 12:53 ID:LpjicC4q
夫婦である通代に対する絶望は常に、そのまま私自身への
絶望でもあった。

婚姻後間もなくの懐妊に依って、他人であった二人が制度に
のっとった形式上の夫婦から「親」であり「家族」になりつつあった。
自分が親になるという事実に戸惑いはあったが、待望の我が子に
ふくらむ希望と至福の量は計りようもなかった。
本来、理論的な型にはまった考えは窮屈な私だが第一子でもあり
産婦人科の指導の下、布団の上げ下ろしから荷物持ち
          風呂掃除に至るまで夫である私の役目とした。
そんな中で向かえた妊娠四ヶ月頃・・・
仕事から帰ったマンションの部屋に身重の通代が見あたらず、居間に
「出掛けて来る」とだけのメモが残してあった。
私の帰宅時間が既に10時をまわっていたが、結局通代が戻ったのは
午前をまわってからだった。


6 :賢治:04/08/14 13:13 ID:LpjicC4q
「何処に行ってたん、こんな時間まで・・」
普段はあまりしない化粧をした通代からは酒の匂いがした。
「ああ・・ちょっとね・・」
とはっきり答えない通代に
「子供がいるんだから、気を付けなイカンぞ」
そう言うだけにして問い詰めなかったのは常日頃、通代の
私に関する干渉が激しくそれにウンザリしていたからであった。
客観的に見れば「やきもち」というだけの事であろう通代の
それは、尋常ではなかった。
しかし後から思えば、ここでもし私がこれ以上追求しても
       この時に通代は事実を話しもしなかったでしょう。
勿論私自身もまさか新婚間もない妻が、妊娠四ヶ月という身体で
友人から「忙しい」という理由で頼まれたからとはいえ、風俗店に
働きに行ったとは想像もしなかった。
それでも事実は事実、この日から私の苦悩が始まった。

7 :∪ш∪ ◆nVtVnuexvc :04/08/14 19:08 ID:O0hKff9b
「あの・・どちら様でしょうか」
「あ・・奥様はご在宅でしょうか・・?」
不意をつかれた格好とはいえ、やってくるだろうとは解っていたが・・。
あいつが出てきて、客人を居間へと足早へ通した
恐らく、興信所の報告であろう。
普通なら外で報告するのが普通なのに、これ見よがしに家に呼びつけ
私が狼狽するのをどっかで楽しんでいるに違い・・ない。
気分が良かろうはずもなし、どっか出て行こうとも考えてはみたが、
卑屈になってると思わるのも癪だし、報告が終了するまでこのまま居てやろう。
居間のドアは閉められていて会話は全く聞き取れない。
このまま廊下に突っ立っているのも伐が悪いし、
なんだか叱られるのを待ってる様な気がして一層腹が立ってきた。
二階に上って本を見てはみるが、
さっきから同じ頁ばかり見ていて内容なんかさっぱり頭に入らない。
(・・俺は、別に気にしちゃぁいないさ・・!)
居間の開く音が階下から響いてきた。

8 :195 ◆IyApGKf56Q :04/08/14 20:28 ID:UR2YCgx/
なんだ。一人で小説みたいなものを>>1が書きつづけるスレなのか。

邪魔してすまんかった。

9 :∪щ∪ ◆nVtVnuexvc :04/08/15 19:57 ID:O/rjhYJq
そんな!
2でリレーしたんで、展開したのに。

10 :∪щ∪ ◆nVtVnuexvc :04/08/15 20:13 ID:O/rjhYJq
どうやら話は終わったらしい。
調査員が出て行ったのだろ・・「バタン!」とドアの閉まる音がした
やがて階段がミシミシ鳴る音が段々近づいてきた。
「ちょっと、話があるの・・」
「何の話やねん?」
「外で話しましょう。今日・・お墓も洗わなきゃいけないし。お盆でしょ?」
そうか・・今日が盆なんてすっかり忘れていた。

墓まではすぐだ。家の裏手をはすかいに抜けてあぜ道を通ればものの10分とかからない
湖に差し掛かった所で後ろを振り返ると、あいつは右の方に曲がって行っている
私は手桶を肩に担ぐ様にしながら小走りで引き返した
「おい、どこ行くねん!そっちから行ったら遠いやろ?」
「スーパーに寄るのよ。お肉やら何んやら買って行くの」
「そんなもん買ってどうすんねん?食べるんやったら帰りに買ったらええやろ?」
「お墓で食べるのよ。アナタお昼まだでしょ?」
あいつは伏目がちにそう言うと微笑みながら日傘をクルクルと廻しながら
しゃんとした背筋で歩いて行った。

11 :∪щ∪ ◆nVtVnuexvc :04/08/15 20:37 ID:O/rjhYJq
湖と水田の間のあぜの坂を登りきった所に墓地はある。
途中、桜の木の根っこに蝉の幼虫が這い出した穴が無数にあった。
墓の前に来た時あいつは立ち止まった。
手にはガスバーナー。一体、何が始まるというのか・・?!。
「それ・・何んやねん」
「何って、ガスバーナーじゃないの?」
「そんなもん持ってきて何すんねん・・」
「あら、お肉焼くのよ?途中、スーパーで買ったでしょ?お肉。
 貴方あそこに置いてあるガスボンベ持ってきて下さいな」
「あそこって・・あれ、寺のんちゃうん?」
「今日は檀家誰もいないから大丈夫よ。私じゃ重くって持てないんですもの!」

俺だって重い。
ボンベを砂の地面に円を描く様にして墓の前まで運んでいった。
運び終えた時には、墓にはすでに水が掛けられて掃除も終わっていた。
「バーナーの先・・ボンベにつけて下さる?」
「つけて・・どこで焼くねんな?」
「お墓よ」
・・もぅ私には何が何やら意味が判らなくなってきた。
ボンベのコックを捻ると「シュー!」とすごい勢いで噴射してきた
「何やってるのよ!」
「いや・・何か、やってみたかってん」
(この状態で火を着けるとどうなるのかな・・?
 勢いと相殺されて火が中には引火しないんだろうか?)
下らない事を考えながら作業している横では
あいつがさっき磨いた墓石の上に油を引いていた。

12 :∪щ∪ ◆nVtVnuexvc :04/08/15 21:01 ID:O/rjhYJq
「バーナーの先に火を着けてくださる?」
なんか注文の多いなんたらの様になってきたな。
俺が焼かれるんだろうか?
ボォォォッ!青い炎が彗星のように細く伸びる。
「お墓の下に差し込んでくださいな。横の所に・・あるでしょ?」
墓の横に回り込んで見ると、下の方に確かに20cm四方の穴が開いている
そこに指しこんだが、何かに当たったような手ごたえは無かった。
恐らく、大きな釜を逆さにした様な空洞があるのだろう・・。
「温まるまでもうちょっと待って下さいね」

やがて墓石が熱くなってきたのであろうか。
墓の天辺の向こう側の景色が陽炎の様にユラユラと揺れてきはじめた。
異様な光景である・・。「もぅ・・いいころね」
あいつはそう言うと、器用な手つきで墓の上に肉を並べ始めた。
ジュー!!という音と共に、いい匂いがあたりに立ち込めはじめる
(まぁ、墓だから肉を焼いてもおかしくはないんだが、しかし・・!)
「塩?それともタレにします?」
「いや・・もぅ、何でもいいよ・・」
「タンだから、塩がいいわね」
あいつはそういうと、墓の上でジュウジュウ音をたてて反っている肉を裏返し始めた。

頭の上から相変わらず真夏の日差しがガンガン振りそそいでいる。
そして私の前にある墓石も熱せられてそばにいるだけで汗がしたたり落ちてくる。
「さあ、いただきましょうか」

13 :大人の名無しさん:04/08/16 01:54 ID:86p9suGw
「ごち。」

14 :賢治:04/08/16 10:22 ID:BTlFv5/J
人それぞれ、様々な人生で向かえた三十代があると思います。
本当は、ここで自分の生きた三十代を私小説の形で書き込む事で
共感を頂いたりまた、批判であったり指南を頂きたいと思ったのですが
∪щ∪ ◆nVtVnuexvc氏の書き込みで驚かされたところが
ありましたので、私ごときの私小説など止めて ∪щ∪ ◆nVtVnuexvc 氏
への質問をさせて頂きますが・・・・



15 :賢治:04/08/16 10:37 ID:BTlFv5/J
∪щ∪ ◆nVtVnuexvc氏の書き込みは全くの創作なんでしょうか。
実はあまりにも類似した事実を想い出として持っております。
浜名湖のほど近いところに火葬場がある街があるのですが・・
今から十年程前に、地元の学生と個人的に柔道の勝負をした事が
ありましたが、その罰ゲ−ムが・・
夜中に火葬場まで七輪持参で行き、火葬場の建物の壁に向かって
座り火をおこして焼き肉を喰って帰る。
・・・・・・・・・・というものだったのです。
もしかしたら∪щ∪ ◆nVtVnuexvc氏は私を 知っている方なのでは
ないのだろうかと思う程、驚きました。
私の書き込みの中の「浜名湖」等々のキ−ワ−ドから私の正体を
推測可能な方の書き込みではありませんか・・・?
もし、氏の書き込みが全くの創作でただの偶然であるなら
それはそれでまた驚きです。

16 :魚類 ◆AQ/wwchLls :04/08/16 13:02 ID:8VkPOCdh
↑文字ツール出すんがだるいのでこのHNで失礼。
賢治氏
勝手に展開させて申し訳ない限りでした。
興信所&浜名湖を燃料とし、盆&昨日甲子園で食べたマズイ焼きそば等を調味料代わりに
即興で書かせていただきました。
7でしばらく止まってたらしたので、稚拙ながらダラダラと書かせて頂いた次第ではあります。

上記は全て私の創作なので、偶然的(家庭構成なども!・・か?)に一致したのでしょうか?
風俗労働で止まっている様子なのですが、続きはあるのでしょうか?
(まとめ中?カナ??)



17 :0217 ◆QI/BKP/s3A :04/08/16 13:17 ID:Gai3Knby
Part2開始ですか。
気張らずごゆるりとどうぞ。こちらも黙して待っております。

で、トリップつける予定はおありで?


18 :魚類 ◆nVtVnuexvc :04/08/16 13:36 ID:8VkPOCdh
↑このトリの方が解りやすかったですか?!w。

19 :賢治:04/08/16 16:24 ID:BTlFv5/J
17.18の方はどうやら前回分を読んで頂いたみたいですが
私のPCをあつかえるのは、せいぜいHPを開く事と書き込みを
する事ぐらいです。
トリップそのものの意味も解りません、申し訳ありません。

今回は我が家に残された子供と、元嫁が我が家を出てから産んだ
子供達十一人の兄妹について書こうと思っていました。
この夏、我が家の八人は母親のところに十日間程遊びに行って
きました。
一年振りで会った三つ子の成長は早く、話せるようになった異父
兄妹との一時はまた、想い出深いものだったらしいです。
子供にしてみれば父親が違う事など、そう問題ではないらしく
同じ母親から産まれた兄妹意識の方が遙かに強いみたいです。
私もまた、これからもそうあって欲しいと願っております。


20 :電気うさぎ ◆nVtVnuexvc :04/08/21 17:29 ID:rhZ55wZ5
夏の青空というが毎年思うのは、絵葉書程青くないという事。
しかし、空のない場所で空の色を想像してみてもうまく思い出せない。

私達の墓は墓地の一番端に在る。
墓地と隣接して建っている公民館に挟まれる様にして大きな杉の木があるが
その影が斜めに伸びる一番高い場所に私が立っている。
「あの木の影でおあがりなさいな・・」
白い紙の皿に乗せられた焼肉を手にした私に向かってあいつは言った。
「どう?うまく焼けてるかしら」
「あぁ・・焼けてるよ・・」
不思議な味だ。いや、味など何か・・よく分からない。
誰かに見つかったら怒られる様な、
やった事はないが、小学校の給食を勝手に盗み食いしてる様なそんな感じだ。
「さっき来た人ねぇ・・」
あいつは一切れ食べたとこで話を切り出した
「あぁ・・興信所の人間か・・?」
「興信所の話は嘘なのよ」
あいつは柔らかい笑いを鼻から下に浮かべた表情で言った。
「嘘?なんでそんな嘘なんかついたんや」
「興信所じゃなくて、仕事の人なのよ」
「仕事なのになんで嘘をつく必要があってん?」
「その・・特殊な仕事なのよ・・」
あいつは一瞬悔しそうな、噛み潰した様な顔を杉の木の幹に向けた。

墓の上では、肉に付いていたタレの残骸がカラカラに干からびている。

21 :大人の名無しさん:04/08/21 18:07 ID:Zr9kKRRS
そう、それはまるでカラカラに乾いた俺の心を象徴しているのであった。
そのタレの残骸に己の人生をオーバーラップさせた俺はおもむろにこう呟いた。

22 :電気うさぎ ◆p..sexHY.s :04/09/06 23:54 ID:qLXj4tFg
「一体、何故・・?」

それは、多分言葉にはならなかったに違いない。
もう気丈な表情を作る気力もすっかり無くしてしまった今の私にとっては
その真意を聞いてみた所で、馬の耳に念仏が相応だろう。

まだ日の高い時間なのに、まるで夕方の様な
あの何か胸の上が妙に締め付けられる、子供の時にとても遠い場所まで到達した時に感じた
焦操感に似た思いが頭の中で渦巻いていた。

そしてこの朧げな頭が一つの結論に倒達した。
(俺はこいつを失う事が怖いんじゃない。独りになるのが怖いだけなんだ・・!)

23 :電気うさぎ ◆p..sexHY.s :04/09/07 22:32 ID:/z5Pj0A1
かつては恋人であった関係も、結婚を機にずれが生じはじめる。
(変わったのは俺じやない あいつが変わったんだ・・!
それとも俺はあいつの事など解っていなかったのか?)

元来、男は土台となる生活基盤に変化を求める事はまず少ない。
本質的な部分においては、何十年たっても変わりたくないのだ
ところが、女は変化に従う。
もちろん性格的な部分は男と大差ないが、環境の変化にはあまり頓着しない。
結果、妊娠しようが出産しようが変化しようとしない男に対し、女は嫌悪を露にしはじめる。
(俺が何か悪い事をしたのか?〈何もしてない〉のに何故責める!?)
人生の節目の度に、女は次々と脱皮を繰り返し
気付いた時には結婚当初とは似ても似つかない別の生き物へ変貌を遂げる。

24 :魚類 ◆uq.fUwDau. :04/09/08 19:38 ID:yhR5HCh+
>>174
いや、実は崩壊後に好きな事やりたい放題してんのよネェ・・

と、返してみるアンサー。

25 :大人の名無しさん:04/09/17 17:24:58 ID:YScNqoD+
昭和48年度生まれスレッド
http://www2.ttsearch.net/s.cgi?k=%82S%82W%94N&o=r
http://www2.ttsearch.net/s.cgi?i=t&k=%82S%82W%94N&o=r (携帯・モバイル用)
http://bubble2.2ch.net/test/read.cgi/nendai/1091370347/l50
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/bike/1088173383/l50

26 :魚類 ◆AQ/wwchLls :04/09/27 22:43:08 ID:y6duNPeD
墓地の一件から一ヶ月過ぎた
私は家から少し離れた土手の上を自転車を押して歩いている。太陽は真上にある。
あいつはまだ家で寝息をたてている頃だ。
結局例の仕事を受け合っているので昼過ぎにならないと起きてこない。
家にいても何か落ち着かない 起こしてしまいそうで何か・・
で、こうやって毎日抜け出しているのが何時の間にか習慣になってしまった。

しばらく歩いて行くと土手から緩やかなスロープが河原に伸びている場所がある。
入り口は車が入れない様に鎖が掛けられている。
河原に降りるとセメントで造られているベンチが3っつ並んでいる。
いつも一番左のベンチに腰掛けて何時もの様に長い時間を潰すのが仕事になってしまった
煙草をくゆらせながら仰向けに寝っ転がって空を眺めてみた。
いろんな形の雲が河原の向こうから流され、私の躯を横切り、土手の向こうへと消えていく。
雲は一体どれくらいの高さにあるんだろう?
子供の頃に読んだ図鑑か何かでは、絹雲やら積乱雲やらどの高さで発生するか書いてあったが全然覚えてない。
それに実際の雲は形も不規則で、本に載ってた様にはっきりとした形をしていない。

まるで人の想いみたいだ。
もしも人の想いもあの図鑑の雲みたいにはっきりした形をしていれば、
もっと早くあいつの気持ちに気付いていたに違いない。
ところがが実際は今眺めている雲の様にはっきりとせず、様々な形にその姿を変えて
気が付いた時にはもう手の届かない所に流されて行く。
さもなくば鉛色に変貌をとげ、責める様な冷たい雨を私に叩きつけるだろう。

27 :大人の名無しさん:04/10/27 17:23:29 ID:H7KPS3GA
ほえ?

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